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グラフィックデザイン

白杉 豊悦 (Hoetsu Shirasugi

  • 白杉 豊悦
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Profile
『心の豊かさの再認識』

メディアの普及による
過剰に増え過ぎた情報や

毎日の同じルーティーンの中で
現代人は
人、情報、あらゆる事柄に対して

表面だけで理解したように
錯覚してしまいやすく

物事の本質を見ようとする
感覚機能を使う事が
減ってしまった様に思います。

無駄を省き、効率化を優先する事を善と定義された世界で
色々なモノを犠牲にし
激流の様に流れる時間の中で
立ち止る時間や
物思いにふける時間や
内面を見直す時間なども
忘れてしまう

日々、立ち止まって
色々な事柄に対し内面を掘り下げる時間が
人間には必要である

今回私は
心の豊かさを再認識する為の
表現方法を模索し

パターン化された日々と
そこで起こる人間の心を表現する為に

【ステレオグラム】という表現を用いることにしました。

ステレオグラムとは
目の焦点を意図的に前後にずらして合わせることで一連のパターンの羅列の様に見える絵の奥に立体的な何かを見ることができる表現技法である。

この焦点を合わせる作業により

目の筋肉を鍛え
視力を回復させる事も可能であり
とても集中力の必要な作業のため
マインドフルネスのような
一点集中状態を作る事が出来ます


しかし、私が見て頂きたいのは
立体視で何が浮かび上がるかでは無く
立体視にする為に起こる
平面視のデザインのズレである。

私が行うステレオグラムで
浮かび上がる立体視は
全てLOVEと言う文字です。
それは人間の心の豊かさを
再認識する上で
非常に重要な概念だと感じたからです。

ステレオグラムを形成するにあたって
同じ絵が連続する事によって
一枚の絵が出来上がります。

そのパターンの中に
LOVEと言う文字を
浮かび上がらせる為に
連続した絵の上に
想定外の歪みが生じます

同じ絵の連続が
人間の日々の
ルーティーンの連続を表しており

絵の上の生じた想定外の歪みは
人間の根底に愛がある事によって
生まれるモノ

ルーティーンに収まらない
【何か】である


その【何か】こそ
人間の矛盾であり
美しさであると私は思います。
Career / Prize
京都市出身 東京都在住 1988/3/29 生まれ
最終学歴は京都美容専門学校です。

美容師のフォトコンテストのKHAという大会では
ファイナリストにノミネートされました。

今までは雑誌や広告やアーティストなどのヘアーアーティストをしておりましたが
髪の毛のみでの表現に窮屈さを感じアート制作に至りました。

2022年の5月から始めたので、まだ活動履歴はございません。
今年のデザインフェスタには出展させて頂きました。
Website / SNS
https://oncyber.io/spaces/FCnLazykQjNXckiMNufg?coords=28.71x11.52x85.83x-0.18
https://twitter.com/hoetsushirasugi?s=21&t=PRcvSuMtX2Fh6cEshtileg