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ファインアート
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坂口 裕美 (Yumi Sakaguchi)
- プロフィールProfile
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1988年生まれ、和歌山県出身。
「形」と「色彩」によって画面を構成しており、自身の内面とリンクする「絵画」を制作している。主に油彩。
「構図」を作る際に、画面上で「形」を移動して考えられるように「型紙」を用いている。「型紙」とは画用紙に「形」を描き、それを切り抜いたものである。
「型紙」を用いるようになってから、「図」と「地」の関係が気になり、次のような過程で制作している。まず色面を作り、その上に「型紙」を使って「形」を描き取り、その周りの「地」となる部分を塗り、間接的に「図」=「形」を浮かび上がらせる。そのプロセスを基本に、間にストロークを入れたり、マスキングを用いたり、工程を逆さにしたり、作品によって応用しながら画面を構成する(図と地シリーズ)。
その他、ストロークで描いた色面の上にグレーの「枠」を描く「感情シリーズ」。ストロークは「感情」を、グレーの「枠」は感情をコントロールしたいという気持ちを表している。
その「感情シリーズ」をもとに、「思考」を表すシルバーの直線を加えた「感情と思考」シリーズ。
「感情シリーズ」のもう一つの派生で、赤と青のストロークで描いた色面の周りを、白い「枠」と黒い「枠」で囲む「衝動」シリーズ。ストローク=衝動、枠=衝動をコントロールしたい(でも出来ないときもある)という意味を込めている。
“Plastic Impression”シリーズでは、「ビーズ」をモチーフとし、立体的なものを絵画の要素として取り入れ、「型紙」を用いた平面的な「形」と合わせることで、あらたな画面構成を目指している。
その他、“One by One”シリーズとして、日常生活で気になることや、自身の思っていることを絵とリンクさせながら描き、それぞれの絵によって描く形式を固定せずに制作している作品など。
- 略歴・受賞Career / Prize
- 1988年 和歌山県生まれ
2015年 京都精華大学 大学院 芸術研究科博士前期課程 芸術専攻 修了
【個展】
2021年 “Paintings” galerie16(京都)
2019年 “雨より冷たく” galerie16(京都)
2014年 “inner impression” 京都精華大学7-23Gallery(京都)
【グループ展】
2021年
“たんざく展” Gallery TB(和歌山)
“アトリエ・ニュービジョン制作展2021” すばるホール(大阪)
2020年
“八祭” Gallery Hachi(和歌山)
“ESY Project Competition” 芝田町画廊(大阪)
“アトリエ・ニュービジョン制作展2020” すばるホール(大阪)
“第2回 大阪アンデパンダン展” gekilin.・アトリエ三月・サロンモザイク(大阪)
2019年
“深海の照らし方” 2kwGallery(滋賀)
“八祭” Gallery Hachi(和歌山)
“第9回 贈りもの展” Gallery恵風(京都)
2018年
“八祭” Gallery Hachi(和歌山)
2013年
“ART COM 2013 京都造形芸術大学×京都精華大学” けいはんな記念公園 水景園(京都) - ホームページ・SNSWebsite / SNS
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