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ファインアート

曾 莫言 (Moyan Zeng

  • 曾 莫言
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Profile
1997.2.13中国西安で生まれ、現在京都芸術大学大学院の美術工芸研究領域M2在学生です。中国の学部の時から油画の勉強を続けています。中学時代から日本の独特な美学に憧れていました。私が好きな日本の作家達には、共通して「脆弱感」が感じられます。この「脆弱感」の表現は、私が憧れているものです。繊細と強さ、悲しみと楽しさ、生と死、花とウジ虫、これらのように極端また対立する感情と物のバランスをよく把握することで、作品に美学的な衝突が生まれます。この微妙な、脆弱的なバランスは、おそらく私が追求する「美」なのです。私は人間の微妙な感情世界に惹かれています。人間の複雑な精神世界はもともと魅力的で、言葉で言えない美しい存在です。
 高校生の時から漫画とイラストの創作を始めていました。大学の時には、初めて描いた漫画作品やイラスト画集などをネットで販売していました。漫画は3冊描きました。短編集と絵本も2017年の北京アニメフェアとSNSで500冊ぐらい売れました。加えて小説のイラストや自分の創作シリーズを発表しました。イラストレーターとしてイラストの仕事をもやっています。
今は「KILL THAT GIRL」と言う油画作品シリーズをメインに創作しています。私は女性として自身の経験と社会的な事件の双方で、中国も日本も性別差別問題はまだまだひどいと思います。男性視線(Male Gaze)に満ちた現代社会では「人間」として扱われていないの女性達は息ができないのです、これがこのシリーズの創作動機です。未成年者への性的暴行、東アジア女性に対する誤った審美基準。物質化された女性、女性についての偏見と固定イメージ、男性の処女コンプレックス、魔女狩り、被害者有罪論などシリアスな社会問題に対してアーティストとしてメッセージをキャンバスに表現したいと思います。このテーマによって、昭和の典型的な美少女のイメージ(男権社会に合わせるように幼ない顔、可哀想な目、弱くて従順な女性像)が主体に選ぶことが重要だと思っています。クラシックな油絵というカテゴリーにも、様々な表現の形や可能性があります。絵の具という物質にも固有の魅力があります。デジタルアートと平行してリアルな物質的な表現にも挑戦してゆきます。
Career / Prize
1997年 中華人民共和国西安市生まれ

2012ー2014
「Stalker」(女の子の精神世界を描写)シリーズ (デジタルイラストレーション)

2014.9 陝西師範大学絵画学部油画専攻 入学

2014ー2015
「瞳」(目から心まで)シリーズのイラストレーションとアクセサリー制作。
「泣き聖母」(油彩画)シリーズ制作。

2015ー2017 
オリジナル短編漫画「毒物」、「Hypnotic」、「LOLITA改」、「耽溺」。
イラスト画集「Stalker2.0」を中国のSNSで販売。
同時に北京、上海など数多くのアニメフェアと芸術祭に参加。

2018.6
陝西師範大学絵画学部油画専攻 卒業
卒業展は「泣き聖母」シリーズの「Golden Tears(150x120cm)」を出品。

2020.4
京都芸術大学美術工芸研究科油画専攻 入学

2020.6ー11
2020大学院主催のHOP展において
ディジタルイラストをベースに油彩画による「楽園」シリーズを発表。

2021.1ー7
2021大学院主催のSPURT展において
「KILL THAT GIRL」シリーズを発表。高評価を得る

2021.7ー現在
神戸歩歩琳道画廊のグループ展に参加予定。


Website / SNS
https://www.instagram.com/zeng_moyan/