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イラストレーション
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久保 沙絵子 (Saeko Kubo)
- プロフィールProfile
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1994年生まれ 兵庫県出身大阪府在住
関西を拠点に風景の線画を制作しています。
制作の際には、下書きをしない事、フリーハンドで描くことをモットーにしています。
下書きをしないことで、線に緊張感が生まれます。
間違えても直せないことが前提にあると、一本の線にも全身全霊をかける思いが生まれます。
また、フリーハンドで描くことで、線に味が出ます。
まっすぐな直線を描こうと思ってもフリーハンドでは限界があります。その限界を、なるべく本当の直線に近づけようという思いで描いています。
コロナが流行する以前は、主に野外で制作していました。道路の植え込みに座って描いたり、歩道橋の上に立って描いたり、雨の日は傘を差しながら描きました。
風景の線画を、その場で描くことの意味はたくさんありますが、一番の意味は、その場所の空気を含んでいるということです。もちろん、ペンのインクにも、その場所の空気は含まれますが、それに加え、絵以外の、音や匂い、風などの、その場所の外界的な雰囲気も、五感を通じて絵に表せるように思います。
コロナが流行し、緊急事態宣言や、蔓延防止等重点措置がたびたび出されるようになってからは、グーグルストリートビューの中の風景を描くようになりました。そうした方法では、その場所の本当の雰囲気はわかりませんが、どんな音がしているか、そんな会話が聞こえるかなど、分からないからこそ広がる想像もあります。
また、野外で描く際は、片手で持てるスケッチブックのサイズの限界が、F6サイズまででしたが、室内で制作するようになってからは大きな作品にも取り組む事が出来るようになり、現在は、作品の全長が2.5mの、渋谷スクランブル交差点360度のパノラマ風景を制作しています。
今後は、大型の作品に加え、国外の風景にも取り組んでいこうと思っています。
- 略歴・受賞Career / Prize
- 1994年生まれ
和歌山大学システム工学部卒業
2017年 中崎町 ギャラリーモノコト 個展開催
2018年 space K代官山 SSF展 参加
2019年 ギャラリールーニー 肉 展 参加
2020年 大阪アンデパンダン展 参加
2021年 中崎百景 参加
7月 個展 ところ展 開催予定 - ホームページ・SNSWebsite / SNS
- https://www.instagram.com/saeco2525
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