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ファインアート
郷祥 （GOSHOW）
- プロフィールProfile
-
1988生まれ
香川県出身
私の作品は、「書とは何か」という問いに対しての一つの回答である。
書はこれまでの歴史の中で芸術の枠組みから外された過去を持つ。
事実、現在においても芸術系の大学には書道科は存在せず、国も書道を重要文化財に認定したに過ぎず、現代アートの業界では市民権を得られていない。
私は、書道も現代アートになり得るということを証明したい。
そこで私は、書を構成する要素(筆跡、墨跡、余白)を抽出し、３年の歳月をかけて開発した墨を用い、墨が自らの意思で描く「自然美」と書で培った筆致による「人工美」を組み合わせるなど、「相反する二面性の共存」を共通コンセプトに据え、和の精神性である「調和」を表現し、西洋美術史や今日の社会問題といった文脈と結びつける。
具体的には、抽象表現によって無意識下に抑圧された人や物の精神を解放し、同時にミニマリズの精神を反映し、必要最小限にまで簡略化された幾何学的な形、時には描くのではなく「削る」という手法を用いて作品を制作している。制作する作品には、今日的な社会問題への批判を合わせ持つ。
日本が世界に誇る書道が、現代アートの世界で市民権を得るその日まで、私は走り続ける。
作品を通して、書の持つ魅力や可能性を感じていただきたい。 - 略歴・受賞Career / Prize
- 1988 香川生まれ、香川在住
2011 同志社大学卒業
[主な受賞歴]
2016 「雪舟国際美術協会特別展~書画への架け橋~」 オーディエンス賞
2022 「Independent Tokyo 2022」 審査員特別賞
2022 「第5回 サロン・ド・アール・ジャポネ 2022」 グランプリ
2022 「100 人 10」 野村証券 AWARD
2023 「ル・サロン」 入選
[主な展示歴]
個展
2021 「郷祥展」(高知 蔦屋書店/高知市南御座)
2021 「郷祥展~書は語りかける~」(BRIC/高松市常盤町)
2022 「郷祥展~書の可能性~」(サンポート高松/高松市)※高松市主催事業
2022 「地平天成~平和への祈り~」(直島/香川県直島町)
2023 「郷祥展」（gallery201/東京品川）
グループ展・公募展
2014 「第 21 回雪舟国際美術協会展」(国立新美術館/東京六本木)
2015 「Salon Art Shopping Paris」(ルーヴル美術館/フランス パリ)
2015 「アートメゾン・ビエンナーレ 2015」(スペイン)
2016 「雪舟国際美術協会特別展~書画への架け橋~」(東京都美術館/東京上野)
2022 「Independent Tokyo 2022」(東京ポートシティ竹芝/東京竹芝)
2022 「第5回 サロン・ド・アール・ジャポネ 2022」(リンダ・ファレル・ギャラリー/フランスパリ)
2022 「100 人 10」(東京ミッドタウン/東京)
2023 「第 233 回 ル・サロン 2023」(フランスパリ)
[ウェブ]
2022 ウェブメディア「美術屋 百兵衛」掲載
https://www.hyakube.com/magazine/interview_gosho/
その他 テレビ・ラジオ等メディア出演、善通寺をはじめとした神社仏閣への奉納など多数 - ホームページ・SNSWebsite / SNS
- http://instagram.com/artist_goshow