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フォトグラフィー
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飛形 久志 (Tobikata hisashi)
- プロフィールProfile
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今回出品する写真作品の特徴をひと言で表現するとすれば『水と光のコラボレーション』である。
私たちの周囲に溢れているモノ。それが水であり光。私たちにとって大切なモノであるにも関わらず普段は水だけ、または光だけを被写体とすることは少ない。だが、『水と光』が交差する瞬間に形成されるアート作品は、時折美しい被写体となり、その瞬間の数々をカメラは忠実に捕らえてくれる。水面に反射する光により出現するさまざまなアーティスティックな紋様、自然の織りなす美しい光景を画像として残していきたいとの思いを込めて現在撮影を続けている。
長年、風景や野鳥の写真撮影を続けてきたが、京都造形芸術大学通信教育部への入学を機にこれまでの被写体(風景や野鳥)を撮ることを封印し、新たな被写体を探し出そうとした。
さまざまな光景にカメラを向けていく中で、私たちの周囲にあふれている『水と光』が最適な被写体であるとの考えにいたった。
揺れる水面に反射する光、水鳥たちが水中にもぐる瞬間のしぶきを照らす光、噴水のはね上げを染める夕日等々。水に光が反射している光景を見かけるとカメラを構えてしまう日常である。
私は、直視しなければ見逃してしまう不思議な現象に深い興味を持っており、今後も撮り続けたいと思う。その写真作品のひとつひとつがフォトアートとして多くの方々の目に止まり、留まることに期待したい。この先も『水と光』にかかわる自然現象を画像として記録する写真家、そして、新たな出会いを求め続けるフォトアーティストでありたいと考える。
最近の活動としては、写真展(個展、二人展、グループ展)の開催、公募展(JPS展、JPA展、地元である堺市展)への応募を行っており、入賞または入選が続いている。
- 略歴・受賞Career / Prize
- 生年月日; 1956年5月25日
出身地および現住所 福岡県八女市生まれ 大阪府堺市在住
最終学歴;宮崎大学農学部卒業
京都芸術大学通信教育部在籍
受賞歴
2012年 第66回堺市展 『堺東ロータリークラブ賞』受賞
2015年 第69回堺市展 『佳作』受賞
2017年 第71回堺市展 『奨励賞』受賞
2018年 第72回堺市展 『佳作』受賞
2018年 日本写真作家協会(JPA)公募展 銅賞受賞
2019年 日本写真家協会(JPS)公募展 奨励賞受賞
その他 入選多数
個展歴
2008年 『四季の翡翠(カワセミ)』写真展 大阪市天王寺区
2011年 『安らぎの瞬間(とき)』写真展 大阪市北区
2012年 『被災地からのメッセージ』写真展 大阪市北区
2012年 『京都・大阪の野鳥』写真展 大阪府東大阪市
2017年 『Deep Inside』写真展 東京都千代田区
2020年 『Moments Light』写真展 京都市東山区
写真集(ZINE)
2014年 『東日本大震災の記憶』
2017年 『DEEP INSIDE』
2020年 『Moments Light』
グループ展履歴
2009年から2020年(毎年1回) 『大泉緑地の野鳥』写真展(約50名) 大阪府堺市
2017年 東京アートブックフェア出品(15名)東京都品川区
2018年 『上司と部下』写真展(2名) 大阪市中央区
2018年 『はじまりのまじわり』写真展(20名) 京都市東山区
2020年 『セルフポートレイト』写真展(9名) 東京都中央区 - ホームページWebsite
- https://www.instagram.com/tobikata/