
ファインアート
おおばさくら (OHBA Sakura)
- プロフィールProfile
-
1991年、埼玉県川越市出身。風景画家。
10代の頃からアイデンティティについて思考することがしばしばあり、そのなかで諸行無常という考えに感銘を受ける。武蔵野美術大学在学中~卒業後数年は平面絵画だけでなく、リアルタイムで作り上げていくライブペイントをはじめ、ダンスや演劇などにも取り組む。2017年に日本最北端の稚内へライブペイントしに行ったことをきっかけに、日本の中でも生活への価値観が様々あることに改めて興味を持ち、2019年には福岡県香春町にて移住体験をしながら《夏の香春岳》を描き上げる。コロナ渦を経て、より自らの身近なものにフォーカスするようになる。道端の草花や慣れ親しんだ風景を見つめ直し、豊かさについて思考。2022年に50点ほどの作品を売約したことを機に、より本格的に制作に打ち込むため2023年初夏、北海道・十勝の大樹町へ移住した。故郷の川越を離れ、新たなステージへ挑む。
- artist statement
「記憶の輪郭に触れるような情景」をキャッチコピーに掲げ、日々のなかで見かけた「誰かに言いたい、けど独り占めしていたい」そんな美しい瞬間と存在を描いています。
この世に不変のものはなく、だから人間は繋ぎ止めたいと願うのだと思います。日々、刻々と変わりゆく景色の中で、私たちは何を目印に自分を自分と呼ぶのでしょうか。それを愛おしいと想うと同時に、私は刹那を作品に落とし込むことによって、感情や匂いをはじめとする五感の全てや、それが在った空間を忘却から掬いだし、繋ぎとめておきたいのかもしれません。
生活しているとき、視界はこの世界の全てを捉えてはおらず、感情と触れ合うようにこの世界の形をなぞっていると考えます。そのとき"みえて"いるものは感情とリンクしていると思います。制作において、その形を丁寧に拾い、記録し、在るものを在るままに描くのではなく、私がみたこの世界を描いています。 - 略歴・受賞Career / Prize
- - 経歴・受賞
LIFE LAND SHIBUYA ART AWARD 【宮田 裕章 審査員特別賞】
UNKOWN ASIA 2024【竹内常貴 賞】
第58回埼玉県展 日本画部門 入選
武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業
- 個展
2025「journey」まちのギャラリーhumi(北海道/上士幌)
2024「バランセ」GALLERY IRO(東京/吉祥寺)
2023「Sailing day」GALLERY IRO(東京/吉祥寺)
2022「daybreak」River Coffee&Gallery(東京/東大前)
2022「born」小江戸蔵里 展示蔵ギャラリー(埼玉/川越)
2022「planet」GALLERY IRO(東京/吉祥寺)
2020「rhythm.」デザインフェスタギャラリー(東京/原宿)
2019「夜明け前のメメント」Gallery NIW(東京/江戸川橋)
2015「8/31,ここで僕はliveする。」デザインフェスタギャラリー(東京/原宿)
2014「ガムシャラ・ビックバン」ギャラリーY西荻(東京/西荻窪)
2013「ボクとキミのにぎやかな静寂」トライシクルカフェ(埼玉/川越) - ホームページ・SNSWebsite / SNS
- https://www.instagram.com/5aqla
- https://prnmgmg.stores.jp/