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ファインアート
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[M-04] あきこば (akikoba)
- プロフィールProfile
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1985年東京都生まれ
和紙に水彩絵の具や墨を用いて描く絵画作品を制作しています。
和紙に色が染み込む様子、絵の具を重ねた時にできるにじみ、繊細にも大胆にも表現できる墨に魅力を感じています。
作品の着想は、子どもの頃の記憶から得ています。今は常識だと思っていることでも、子どもの頃はもっと自由に考えていました。例えば、空を飛べる、動物と話せる、など。それは間違いだということは簡単ですが、そこには何か普遍的な願いが込められている気がするのです。子供の頃にどのような視点で世界を見ていたか思い出してみると、作品のアイディアが浮かんできます。作品を見てくださるお客様には子どもに返ったような気持ちで楽しんで頂けたら嬉しいです。
私が制作において大切にしているのは「ひとの手が生み出す美しさ」です。
例えば美術館などで絵画作品を鑑賞するとき、筆の跡を見ると描き手の姿を感じられるようで嬉しくなります。このように、私も一枚一枚手で描いた作品をお客様に見ていただきたいと思っています。墨や水彩で描くとき、柔らかな筆は手の動きを紙の上に写しとります。絵の中に筆の動きを感じて頂けたら嬉しいです。
私は東京の郊外で育ちました。幼少の頃から絵と自然に親しんできました。20歳の頃イギリスに留学します。主に水彩画で制作をしていましたが、日本を離れたことで「日本らしさ」について考えることが増え、子供の頃に書道で使った墨を画材として取り入れ始めました。近年、和紙を使用しはじめ、洋紙とは違う描き心地に戸惑いながらも紙自体の美しさに惹かれ、日々研究しながら制作しています。
2010年頃から東京、横浜などで個展の開催やグループ展に参加し、作品発表をしています。また、海外でも作品を見ていただきたいという気持ちから、2015年から台湾での個展も開催しています。これまで、書籍の表紙やウェブサイトのイラスト、店舗のショップカードなどに作品をご利用いただきました。また、私個人の活動として、絵本風のzineやカレンダーの制作販売を行っています。
私にとって「絵」は世界への扉のようです。お互いの言葉を知らなくても、絵をきっかけに気持ちを伝えあったり、笑い合えたりすることができます。私の夢は作品を通して世界中と繋がることです。今後、様々な土地での展示や、多くのコラボレーションが生まれることを願っています。
- 略歴・受賞Career / Prize
- 1985年東京都生まれ
2005~2007 イギリス・キングストン大学 ファインアートコース
2010~ 東京を拠点に活動
主な個展
2024 「The Sweetest Moment」、日用品とお菓子のお店 sofar – ソファ -、東京 (予定)
2024 「慢慢來 ゆっくりいこう」、小花徑 floretpath、宜蘭 台湾
2023 「My favorite sofar!」、日用品とお菓子のお店 sofar – ソファ -、東京
2022-2023 オリジナルカレンダー「おいしい空想」原画展、LIGHT UP LOBBY、東京
2022「空のスープ原画展」、LIGHT UP LOBBY、東京
2017「Pieces of Tales」、小南風 minami zephyr、台北
2016「Southern Breezes」、小南風 minami zephyr、台北
2015「Between journeys」、LAUNCH PAD GALLERY、横浜
2015「In My Garden」、小南風 minami zephyr、台北
2014「行雲流水」、art Truth、横浜
2014「New Life」、LAUNCH PAD Cafe & Gallery、横浜
2013「Disguise」、LAUNCH PAD Cafe & Gallery、横浜
主なグループ展
2022「Room#5」、MOUNT tokyo、東京
2022「おいしいもの展」、Janus Creation、東京
2022「国立植物園2022」、ギャラリー国立、東京
受賞歴
2022 第8回絵本出版大賞奨励賞
書籍装画
2024 『洋食小川』 小川糸著 中国語(簡体字)版 出版:湖南文艺出版社
2022 『彼女が私を惑わせる』 こかじ さら著 (双葉社) - ホームページ・SNSWebsite / SNS
- https://akikoba-studio.com/
- https://www.instagram.com/akikoba_koba/
- https://www.behance.net/akikoba7754a5