その他/かな書道
川代 健次郎 (Kenjiro Kawashiro)
- プロフィールProfile
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1986年奈良県生まれ
母に師事し、かな書道を始める
2019年より吉川美恵子に師事
読売書法会理事
日本書芸院一科審査会員
青丹会理事
大昔の日本には、話す言葉はあっても文字がありませんでした。
そこへ中国から漢字がやってきます。
例えば
“ア” の音には「安」「阿」「愛」...
“イ” の音には「以」「伊」「意」...
各音に対して複数の字が用いられ、約1000字が使われていました。
平安時代になると画数が少なく書きやすい字がよく使われるようになります。
形も簡略化され、約300字に減りました。
平仮名46字に定まったのは、それから随分経った明治時代のこと。
それまでは例えば、“アシタ” を書く場合は
安之太、阿志多、悪四當...何通りも書き方があったのです。
幅のある字を選ぶも、細い字を選ぶも自由。
いくつ繋いで書くも自由。どこで墨をつけるも自由。
そうした中で
リズム、流れ、余白などを視覚的にどう見せるか
という表現性が生まれていきました。
それが「かな書道」です。
読めない、わからないという理由で敬遠されがちですが、
多くの方に魅力を知っていただけるよう様々な表現方法で作品を制作し、奈良から発信しています。
- 略歴・受賞Career / Prize
- 1986
奈良県に生まれる
2020
日展 初入選
日本書芸院展「特選」受賞
須賀洋介シェフ SUGALABO「古都華 中井農園」揮毫
2021
読売書法展「特選」受賞
日本書芸院展「特別賞」受賞
2022
日展 入選
読売書法展「読売奨励賞」受賞
日本書芸院展「特別賞」受賞
青丹会書展「知事賞」受賞
天理市展「市展賞」受賞
2023
日展 入選
日本書芸院展「大賞」受賞
個展「Introduction」滋賀県立美術館
個展「Introduction」なら工藝館ギャラリー阿字万字
セッション展「有働武弘 ✕ 川代健次郎 展」Art-Space TARN (奈良)
池田匡志氏(池田含香堂)とワークショップ「奈良墨による書と奈良団扇作り」
2024
日展 入選
読売書法展「読売新聞社賞」受賞
日本書芸院展「大賞」受賞
個展「IntroductionⅡ」代官山アドレス(東京)
個展「IntroductionⅡ」なら工藝館ギャラリー阿字万字
個展「IntroductionⅡ」滋賀県立美術館
セッション展「1986→これまでとこれから、」つぼみ(奈良)
セッション展「中島雅彰 ✕ 川代健次郎 二人展」菊水楼(奈良)
新薬師寺 作品奉納 - ホームページ・SNSWebsite / SNS
- https://www.kenjirokawashiro.com
- https://www.instagram.com/ken_kawashi?igsh=NDJ6eDVvcHJxYTg0&utm_source=qr



