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ファインアート
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[B-04] 渡邉亜矢子 (Ayako Watanabe)
- プロフィールProfile
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奈良生まれ大阪在住。
“絵”と“裂き布”の2つの製作をしています。
この2つを合わせた作品の製作も今年、2024年から開始しました。
アクリル絵の具をメインに使用した絵は、ピントがずれたようなぼんやりとしたタッチや絵の具を重ねたくすんだ色が特徴です。
日常でふと気に止まった身近なモチーフや色を自由に描いていきますが、描いていくうちに自然といつの間にか日々の思いや考えに繫っていきます。
“okyan”名義で製作している裂き布の鞄や装身具はシンプルながら独特のフォルムを大切にしています。
布を裂いてから編んだり纏めたりする作業は無心で行っています。
“絵と裂き布”を合わせた製作は、裂いた生地に描く、描いた生地を裂く、2つのことを自由に手を動かしていき、何ができるのが作っている私も楽しんでいます。
また、頂いた端切れを使用したり、余すことなく素材を使い切るサスティナブルな活動をしています。
根っこから”もったいない精神”があるため、使い古したシーチングに描いていたり、チューブから出した絵の具を余らせないように混ぜていくので色がくすんでいくなど作品に表れています。
- 略歴・受賞Career / Prize
- 1985年 奈良県で生まれる。
幼少期より独学で絵を描く。
2017年 “okyan”名義で“裂き布”を使った鞄や装身具の製作を開始。
全国の店舗での取り扱い、百貨店出展、イベント出展をメインに活動。
おもに洋服製作の過程で出る端切れを頂いてサスティナブルな製作活動も行う。
okyanの活動と並行して、自社ブランドのビジュアルとして絵やタペストリーを描き続ける。
朝倉あすか(籐作家)をはじめとする作家(彫金、刺繍、洋服)へのビジュアルやタペストリー、モロッコ雑貨店、マルシェなどのイベントのビジュアルの作成も多数。
日常で感じることを絵にして個展での発表も開始。
2019年 個展『あおいろのとり』
2021年 個展『カミツレ』
2021年 個展『十二の植物』
2022年 個展『chair』
2023年 アンノウンアジア出展
レビュアー賞 新居圭太賞受賞
2024年 ずっと続けてきた2つのこと、“絵と裂き布”を融合した作品の製作を開始する。 - ホームページ・SNSWebsite / SNS
- https://instagram.com/puuvillapotti
- https://instagram.com/okyan_plus