ファインアート
町田 藻映子 (Moeko MACHIDA)
- プロフィールProfile
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愛知県生まれ。2015年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(日本画)修了。
岩絵具という日本の伝統的素材を介しながら、生命の変容やエネルギー、そして現代における人間と自然のつながりをテーマに絵画を制作しています。 2023年から2026年にかけてサンフランシスコ・ベイエリア、スイス・バーゼルを拠点に、異なる文化の中で作品を発表する経験を重ねてきました。その中で、自身の文化的背景に根ざした自然観や生命観を改めて捉え直し、文化を越えて共有できる生命の表現を探究しています。2026年5月より拠点を東京に移しました。
石、山、水、植物など、一見すると静止しているように見える自然の要素を、あえてモチーフとして選んでいます。それらを注意深く観察することで捉えられる、刻一刻と変化する自然の姿が、私たちの意識しないところで身体や感情、記憶に影響を与えていることに着目し、「生命的とは何か」「人間とはどのような生き物か」を問い続けています。
大学時代から5年以上、舞踏(Butoh)の稽古を経験し、「身体とは個人の所有物ではなく、現象の只中にあるもの」という身体観を身につけました。この視点は、現在に至るまで私の絵画制作の根底にあります。AI技術によってさまざまなものが瞬時に生成される現代において、私は人間の身体が孕む豊かさを問い直しています。人間がなぜ自然の要素に惹かれるのかを再考し、人々が自然の要素と過ごす時間の中で身体の変化や追憶と対峙し、それらを新たな創造へと変換していくプロセスを、生命同士だからこそ生まれる、絶え間ない影響と循環として捉えています。そして作品が、鑑賞者自身の内側にある感覚や記憶を映し出す鏡となり、時を重ねることでそれぞれの意味を深めていく存在となることを目指しています。
岩絵具は、自然界の鉱物を破砕してつくられるピグメントであり、その素材の成り立ちそのものが、私の制作テーマと明確に結びついています。私は、石や岩も永い時間の中で変化し続ける「生命的なもの」と捉えています。そのような鉱物から生まれた岩絵具を用いて、生命の蠢きや揺らぎを画面に立ち上げています。絵の具を何層も塗り重ね、削ることを繰り返すことで、地層のように時間と変化の痕跡を絵画表面に蓄積させています。 - 略歴・受賞Career / Prize
- 2015 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻(日本画)修了
個展
2022 「何時からそこに居たのか何時までそこに居るのか」GALLERY TOMO(京都)
2017 Moeko Machida Solo Show, Marsiglione Arts Gallery and TOMO Gallery(コモ、イタリア)
企画展・アートフェア
2026 THE ULTRAMARINE LAYER: MEDITATIONS IN BLUE, Wessling Contemporary(サンフランシスコ、アメリカ)
2026 Independent Tokyo 2026(東京)
2026 SPRING #1, FLOW Art Space(バーゼル、スイス)
2026 bonustrack.zh, bonustrack.zh Gallery, Curated by Françoise Leste(チューリッヒ、スイス)
2025 MONDO TERRA: REGARD, THE SHIFTING LANDSCAPE, Wessling Contemporary(サンフランシスコ、アメリカ)
2024 Life and Time – blurbird, Moeko MACHIDA Duo Exhibition, BlueStream Gallery(サンフランシスコ、アメリカ)
2022 SICF 23, Spiral Hall(東京)
2021 「京都府新鋭選抜展2021」京都文化博物館(京都)
2020 ART OSAKA(大阪)
2018 「シェル美術大賞」入選、国立新美術館(東京)
コミッション
2014–2018 「ホテルグランヴィア大阪 アートワークスプロジェクト」による客室展示、アートコートギャラリー(大阪)
パブリックコレクション
The New Museum Los Gatos(ロスガトス、アメリカ)
プライベートコレクション
USA / Switzerland / Italy / Japan - ホームページ・SNSWebsite / SNS
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