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ファインアート

usk (usk)

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Profile
子供部屋を描いている。
それは芸大を卒業しいくつも作品を制作していたが、精神を疲弊し長い間ひきこもりとなったからである。
そうした状態で人や社会とのつながりが希薄になる日々の中、自らの人生を薄っぺらいものに感じ、それが画面へ投影され平面化した。
その子供部屋には全てが揃い心地良い空間だが、精神が蝕まれるパラドックスに陥っている。
社会的な役割を失い、人としてどうなのかと自らを卑下する中で、自己否定や不安、葛藤といった人間の弱さ、脆さ、苦悩が表れるとともに、これまで人物を中心に描いてきたが人を避けるようになり人物を描けなくなったことで、悲しげな目をしたサルが生まれた。そのサルは、人間が進化の過程を逆行して猿へと退化した姿であり、そこに人としての自分を否定する心情が重ねられている。その姿は、ひきこもっていた時に救いとなった伊藤若冲の猿の絵から着想を得た。
社会から離脱したそのサルは生きているのか死んでいるのか、その部屋を確認しないと分からない状態であり、それはまさにシュレディンガーの猫のような感覚となり、その死の状態をガイコツとして表現して生と同時にその部屋に存在する事となった。
そして背景の家具は日本画やマンガにある現実にはない輪郭線を太く拡張し、それをさらにカラフルな色彩で強調する事によって現実との隔たりを大きくし、社会的死から現実逃避を表している。このように輪郭線の新たな可能性も追求した。
混沌としたキュビズム的な多視点から形成されデフォルメされた家具のその太いひものような輪郭線は、感情を投影しゴッホの絵のようにうねり、グローバルな時代の中でひも理論のような極小の1つの世界を写し出している。
Career / Prize
SHIBUYA ART AWARDS 2023 入選 (1点)
SHIBUYA ART AWARDS 2024 入選 (2点)
SHIBUYA ART AWARDS 2025 SHBUYA賞

2026年 「Echo」展 usk ・西川美穂 CANDLE CAFE & Laboratory △ll (東京)
Website / SNS
https://www.instagram.com/usk.art/